日本マテリアル・ハンドリング協会
        
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日本マテリアル・ハンドリング(MH)大賞
 第2回日本MH大賞選考結果について
日本MH大賞選考経過について
選考委員長 秋庭雅夫
(日本MH協会 副会長 東京工業大学 名誉教授)
日本MH大賞の選考について報告いたします。
日本MH大賞には、MHシステム・機器に関するハード部門と、情報システムに関するソフト部門があり、それぞれが研究開発と改善合理化にわかれます。審査委員会では、応募された内容について、経済性・合理性・独創性・安全性・社会的貢献性・将来性などについて審査を行い、各部門で優秀賞を選出し、その中から大賞を更に選定いたします。
今回は、ハード部門とソフト部門で合計8つの応募がありました。4月9日に開かれました審査委員会で慎重に審査を行いました結果、次の4つが受賞と決まりました。
ハード部門・研究開発では、次の2つであります。
カスタマイズ台車・株式会社カナツー:台車に関する顧客のさまざまな要求に応える機
能開発や、見る眼に訴えるアピールなど興味深い技術的な提案が評価されました。
ハイブリッド式トランスファークレーン・TCM株式会社:クレーンの下降時に電力を貯
え、それを上昇時や走行時に用いるというハイブリッド方式の採用に至る研究開発過程や費用的・環境的に大きな効果が期待できる点が評価されました。
 ハード部門・改善合理化では、次が受賞と決まりました。
 インケーサー設備による操作性の向上(多機能ハンドケーサー)・不二輸送機工業株式会社:ボトル類のインケーサーについて、切替えの時間や手間、ボトル損傷機会の排除など、現場での問題点について着実に改善を加え、大きな成果が期待できる点が評価されました。
 ソフト部門・研究開発では、次が受賞と決まりました。
パレット動態調査システム・ユーピーアール株式会社:流通するパレット未回収の大部分はパレット所在位置が掴めないことに起因しているという事実から、PHSを用いて、屋内にあるパレットを含め、その存在箇所や流れを把握し、それによりパレットの未回収を減らす工夫が評価されました。
 この4つの優秀賞の中から、日本MH協会が推進しているMHによる環境貢献の方針にも適合するハイブリッド式トランスファークレーンが大賞に選ばれました。
 第2回日本MH大賞審査発表
1.第2回日本MH大賞候補推薦件数
 A.ハード部門:MHシステム・機器
  @ 研究開発部門:MHシステム・機器における画期的な機能・技術で、
     実用または実用が予定されているもの。【3件】
  A 改善合理化部門:MHシステム・機器の技術導入による改善合理化で、
     生産性の向上に顕著な実績をあげたもの。【3件】
 B.ソフト部門:情報システム 
  @ 研究開発部門:MHシステム・機器における画期的な情報システムで、
     実用または実用が予定されているもの。【1件】
  A 改善合理化部門:MHシステム・機器の情報システムによる改善合理化で、
     生産性の向上に顕著な実績をあげたもの。【1件】
2.受賞者(社)
 A.ハード部門:MHシステム・機器
  @ 研究開発 部門:優秀賞  【2件】
     【カスタマイズ台車】:株式会社カナツー殿
     【ハイブリッド式トランスファークレーン】:TCM株式会社殿
  A 改善合理化部門:優秀賞  【1件】
     【多機能ハンドケーサー】:不二輸送機工業株式会社殿
 B.ソフト部門:情報システム
  @ 研究開発 部門:優秀賞  【1件】
     【“なんつい”(PHS位置情報端末)を利用したパレット動態調査システム】
                        :ユーピーアール株式会社殿
  A 改善合理化部門:該当なし

 上記、4件の「優秀賞」から、日本MH大賞を選考した結果、TCM株式会社殿の
  【ハイブリッド式トランスファークレーン】が、第2回日本MH大賞に決定。


第2回日本MH大賞
TCM株式会社殿 【ハイブリッド式トランスファークレーン】
日本マテリアル・ハンドリング(MH)協会